春の衣替えの時期になると、サイズアウトで着られなくなった子ども服や、流行が去り、もう着なくなった大人の服などがクローゼットの奥から次々と出てきます。色褪せたり、傷が付いていない服なら、誰かにあげたり、売りに出したりもできますが、気に入って何度も着た服、特に子ども服なんかは、ヨレもあり誰かにあげづらい…。そんな時、捨てる?何かに使う?SDGsが叫ばれているこの時代、「何かに使う」を選択してみることも持続可能な未来につながる一歩になります。
ちなみに
日本では年間10億着以上の新品の衣服が捨てられていると考えられ
ています。また、国連環境計画によると、世界全体で約8300万トンもの
衣類が焼却、あるいは埋め立て処分されているそうです。「食品ロス」とい
う言葉には聞き慣れてきましたが、「衣類ロス」も知っていきたいですね。
参考文献 原貫太著『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』
株式会社KADOKAWA(2021.12.16発行)
2番目に環境負荷があると言われているファッション業界
知っておこう!
- 生地に使う綿には大量の水を使用
- 低賃金労働によって、大量の服が製造されている
- 寄付が衣類ゴミを増やし、現地の産業を奪っている⁈
Action!
- 「捨てない」を選択
- 長く使うことを考えて購入
- ご近所やママ友とシェアする
EVENT
『子ども服でアップサイクル』
日時:5月14日(日)11:00~15:00
場所:岐阜新聞メディアばこ(モレラ岐阜2F)
参加費:300円