LIFESTYLE

色の効果と外見イメージ

2024.05.07

はじめまして。イメージコンサルタントの今瀬舞です。
私はファッションやヘアメイクのアドバイスを通して、お客様の理想を叶えるお手伝いをしています。
コラムでは、イメージコンサルティングに活用する色や骨格、ファッションの知識から、日常生活に使えるものをご紹介していく予定です。
お楽しみに!

第一印象はなぜ大切か?

初回となる今回は「色」について。

人間には五感がありますが、なかでももっとも多くの情報を取り込んでいるのが「視覚」です。
視覚だけで、なんと情報摂取量の約90%を占めています。
ほかの触覚や聴覚、嗅覚、味覚を全部合わせても10%。
いかに視覚情報に頼っているかが分かりますよね。

つまり「よさそう、悪そう」「好き、嫌い」といった直感的な反応のほとんどは、目から入ってきた情報で起こっていると言えます。
何を話すかの前に、誰が話すか。第一印象が重要と言われる理由です。

中でも、より素早く人間の潜在意識に伝わり、直感的な反応を起こすのが「色」。

イメージコンサルタントは、そんな「色」の力を活用して、お客様の理想のイメージ作りをサポートしています。

色の持つイメージとは?ファッションへの取り入れ方

色にはそれぞれイメージがあります。
人がその色を見たときに直感的に抱くイメージです。

以下に代表的な色をまとめてみました。
普段の洋服や小物、アクセサリーなどにも活用できるので、ぜひ参考にしてみてください。

連想するイメージ
活動的、大胆、情熱、パワー、リーダー
陽気、快活、明るい、刺激的、輝かしさ
安心、中立的、安全、自然、平和主義
知性、誠実、冷静、爽やか、信頼
水色平静、静か、洗練、解放、爽やか
高貴、優雅、優美、神秘的、崇高
オレンジ活発、躍動、健康的、愉快、遊び心
ピンク優しさ、幸福、親切、穏やか、幼さ、繊細

取り入れ方として「人からどういう印象を持たれたいか」に合わせてみてください。
例えば、数字を扱うようなビジネスの方なら知性を感じるブルー系のブラウスを。

ママや小さい子どものケアをするような場面ならピンクの服を。
赤やピンク、オレンジはメイクにも取り入れやすいですね。

さらに、色には自分自身の内面にアプローチする効果もあります。

赤いリップや赤い服を身に着けると、なんとなくパワーが湧いてきませんか?

水色のシャツを着ると爽やかな気分になりませんか?

知人の経営者に「いつもネクタイは黄色と決めている。お会いする方に元気で明るい気持ちになってほしいから」と話す方もいます。ご自身のテーマカラーを決めるというのもよいですね。

私はお花を贈るときにも色の効果を活用しています。

贈る方のイメージや、会社やお店の理念・コンセプトに合う色でアレンジをお願いすることも多いです。

5月には母の日もあります。
お花やプレゼントを贈られる方はぜひ色のイメージも活用されてみてはいかがでしょう。


今瀬 舞

国際イメージコンサルタント
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