自分に似合う色が分からないと、試着してもしっくりこなかったり、洋服選びが億劫になったりしますよね。この記事では、そんな悩みを解決して買い物をもっと楽しくラクにしてくれるパーソナルカラー活用法についてまとめました。パーソナルカラーを取り入れることで、似合う服をスムーズに選びましょう。
「買い物が楽しくない…」そう感じる理由とは?

「最近買い物に行っても楽しくない」「つまらない」と感じていませんか?
理由に多いのが「好きな色と似合う色が違うと感じる」「無難な色だけ選んでしまう」「カラートレンドを取り入れたいけど、勇気が出ない」といった声です。
黒やベージュなどのベーシックカラーは合わせやすいし、間違いがないのでつい手に取ってしまいがち。でも、毎回それだとつまらないですよね。とは言え、普段着ない色を選ぶのは勇気がいります。
そんな悩みを解決する鍵がパーソナルカラーです。
パーソナルカラーとは、自分が持って生まれた身体色(肌色・瞳の色・髪の色)に調和するカラーグループのこと。同じ赤でも黄みが強い赤や青みが強い赤、ビビッドな赤、明るい赤などさまざまな赤があります。パーソナルカラーを知ることで、どんな赤が自分に一番似合うのかが分かります。
パーソナルカラーを知るメリット

パーソナルカラーを知るメリットは、単に似合う色が分かることだけではありません。
似合う色とは、自分を健康的にイキイキと見せてくれる色です。
・肌が明るく健康的に見える
・肌や髪のツヤ感がアップして見える
・目力が増したように見える
・フェイスラインがシャープに見える
など、顔の印象が若々しくなり、魅力が引き立ちます。
また、似合う色が分かると統一感のあるワードローブができてくるため無駄買いが減り、コーディネイトが簡単になります。例えばブルベ夏の方なら、ネイビーやグレー、オフホワイトをベーシックカラーに水色やラベンダー、ピンクなどを足していくと、どれを組み合わせても上品でさわやかなコーディネイトができます。組み合わせを考える時間の短縮にもなりそうです。
似合う色を買い物に活かす3つのコツ
■ベーシックカラーをパーソナルカラーに合わせる
ブルベなら「グレーやネイビー」、イエベなら「ベージュやブラウン」を選んでみましょう。ベーシックカラーはアウターやベーシックアイテムなどに大きな面積を占めるものにも取り入れやすい色です。コーディネイトの軸になる色なので、意識して選んでみましょう。
■トップスや顔まわりのアイテムに取り入れる

パーソナルカラーの影響を最も大きく受けるのが顔の見え方です。ニットやブラウスなどのトップスやストール、アクセサリーなど顔に近い部分のアイテムから取り入れるのがおすすめです。それまで苦手な色を選んでいた方なら、これだけでも垢抜けます。
メイクやヘアカラーなども顔の印象を左右するので、パーソナルカラーに合わせて選びましょう。
■カラートレンドは小物や差し色で楽しむ
2025年春のトレンドカラーは「モカ・ムース」とPantone社が発表しています。また、パステルピンク、タンジェリンオレンジ、ブライトブルー、ミルキーホワイト、トマトレッドなどはコレクションでも注目されたカラーです。 トレンドカラーは店頭で見かけることも多くなりますし、何より取り入れるだけで着こなしがアップデートされます。ただし、苦手な色の場合は大きな面積で取り入れるのは要注意。バッグや靴など小物で取り入れるのがおすすめです。
実際に買い物で試してみよう!

試着時に「顔色がよく見えるか」「自分の雰囲気に馴染んでいるか」をチェックしましょう。好きなデザインだけど、似合う色の服がない場合は、メイクやストール、アクセサリーなどで得意カラーを取り入れるのもありです。
似合う色が分かると洋服選びがグンとラクに楽しくなります。自分のパーソナルカラーを知って、自分が一番魅力的に見えるスタイルを作りましょう。