LIFESTYLE

冬こそカラフルに配色ルールで色をもっと楽しもう!

2024.12.11

こんにちは。
イメージコンサルタントのMaiです。

12月、私は赤い服を着たくなるのですが、実際に街を見渡すと黒やグレーなどを着ている人がほとんど。
サロンに来られるお客様も「いつもモノトーンを選びがち」という方が多いです。
でも、どこかでは「明るい色を着てみたい」と思っている方もいるはず。

色にはポジティブな心理効果もあります。毎日を明るく楽しく過ごすためにも、ぜひファッションで色を楽しみましょう。

色に苦手意識がある場合はまず1色、得意な色を取り入れるのがおすすめです。洋服に抵抗がある場合は、タイツや靴下、バッグ、マフラーなどで取り入れましょう。

慣れてきたらぜひ2色以上の配色にもチャレンジしてみてください。

今回は、2色以上の色を組み合わせる際の「配色のルール」について解説します。
これらを抑えて、色同士のかけ合わせも楽しんでみましょう。

配色の基本セオリー

色の世界では、色味の違いを「色相」と言い、この円形のカラフルなイラストのように、色相を環状に配置したものを「色相環」と言います。

明度や彩度の違いを「トーン」と呼びます。同じピンクでも明るいか暗いか、鮮やかかくすんでいるかで見え方が全然違ってきます。

そして、配色の基本は「色相を合わせてトーンを変化させる」「トーンを合わせて色相を変化させる」かです。

これを具体的に活用する方法を紹介します。

トーンオントーン

同じ色相(色味)の色で、明度の違いを大きくつける配色方法です。

色味(色相)は似ているものを合わせ、明るさのコントラストをはっきりさせます。グラデーションのようなイメージです。スカイブルーのシャツにインディゴブルーのデニムを合わせたコーディネイトなどはトーンオントーンの配色になります。

トーンを合わせる

色相環で遠いところにある色同士を組み合わせるときは、トーン(明度・彩度)を合わせます。明度や彩度が似ている色を合わせるときれいな配色になります。

ワントーン配色

色相・トーンにほとんど差のない色同士を合わせる配色です。ファッション業界でも「ワントーンコーデ」などと呼ばれ、なじみの深い配色かもしれません。穏やかな配色なので、素材で違いをつけるとオシャレに決まります。

コントラスト配色

色相が反対の色同士を合わせる配色です。メリハリが効いたインパクトのあるコーディネイトになります。スポーツウェアなどでも取り入れられる配色です。パーソナルカラーがスプリングやウインターの方にお似合いの配色です。

アクセントカラー

コーディネイトが単調で物足りないなと感じたときにはアクセントカラー(強調色)を使いましょう。アクセントカラーは少量でも効果的なので、靴下やタイツ、マフラーなどの小物で取り入れるのもおすすめです。

セパレートカラー

色と色の間に、黒やグレー、白といった無彩色を挟む方法です。似た色相、トーンの色の間に挟むことでメリハリが生まれます。色相の遠い色同士の組み合わせに挟むことで、色同士がけんかするのを中和してくれます。ニットのインナーに使って裾から見せたり、ベルトで取り入れたりしましょう。

これらは洋服だけでなくデザインの世界でも使われている配色方法です。

ファッションはもちろん、プレゼントのラッピングや年賀状のデザインなどにも応用できます。

ぜひ普段から「色」を楽しんでみてくださいね。


MAI

MYSE STYLE 国際イメージコンサルタント
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